納棺までの手順

納棺までの手順

日本の幽霊の代表的な姿といえば、白装束&額に三角巾!が定番です。
これ、いわゆる死装束なんですよね。

ただ、額の三角巾は本当に見なくなりました。
30年ほど前の遠~い親戚のお葬式で一度見たことがありますが、それ以降はただの一度も見たことがありません。

皆さんはいかがですか?

やはり、幽霊の定番!的なその見た目を嫌う方が増えているのではないでしょうか。
正直孫が泣きますから・・・。

さて、死装束やそれに変わる着衣を着せたり、故人のお髪を整えたり、爪を切ったり、お顔のメイクをしたりと、納棺前には色々としなければならないことがあります。

もちろんこれらのことは、ご遺族で行うのが一般的でしたが、現在では専門の方にお任せすることが増えています。
その専門の方こそが「納棺師」です。

納棺師という名前は現代の造語ですが、映画おくりびとにより、その名が一気にメジャーになりました。
※見てない方は是非見てみて下さい!感動しますよ。

納棺師は、ご自宅に戻った(または葬祭場にうつされた)ご遺体を、洗い清める(湯灌)ところから納棺まで、またはその過程の一部を執り行います。

また、この納棺前の過程はご遺族にとって、故人との大切なお別れの時間となります。
一連の作業はもちろんですが、このお別れの時を十分な時間と配慮をもって提供するのが納棺師と言えるでしょう。

お別れを目いっぱい悲しむ事も必要ですが、納棺師の器量によっては、その時間を感動的に温かく過ごすこともできるのです。
実際にこのサービスを受けて良かったとする方々の感想を聞いても、ここを指摘する方が圧倒的に多い現実です。

通常はこの納棺師も葬儀社が兼務しますが、特殊な洗体具やメイクが必要になるため、納棺専門の業者が行うこともあります。

湯灌、メイクなどから納棺までをすべて行うと、一般的に10万円を超える高額なサービスですが、衛生面などから考えても、とても有益なサービスであると言えるでしょう。